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Be In The Know 01; Kinds Of Japanese Cherry Blossoms! 桜の品種を知って、『お花見』をもっと楽しく

Be In The Know 01; Kinds Of Japanese Cherry Blossoms!
The English Version Is Above/日本語は下記   [English] To Be Written/Translated.   【日本語] 日本には様々な桜の種類があります。 そのため、一つに桜といっても、種類によって咲く時期が異なったり、異なる色合いをしていたりと、いろんな見方ができるのです。 桜の種類や特性に詳しくなることで、日本の春の風物詩である『お花見』が、さらに楽しくなること間違い無し! 家族や友達とおしゃべりをしながら、お酒や美味しいものを片手に、桜を綺麗だなと思ってみるのも楽しいですが、桜にほんの少し詳しくなるだけで、奥深い桜の楽しみ方を味わうことができるはずです。 本ページでは、毎年のお花見を何倍も楽しめるような情報をお届けします。 ぜひ、お友達の外国人にもシェアしてみください。きっと喜んでくれるはずです!  
  1. 染井吉野(ソメイヨシノ)
桜 ソメイヨシノ/Sakura Somei Yoshino 日本にあるほとんどの桜は、染井吉野(ソメイヨシノ)と言われています。お花見の桜といえば、この種類です。咲く時期は3月下旬から4月上旬まで。自然では生えてこないので、人工的に植えられ、その数を増やすことができます。 第二次世界大戦後、焼け野原になった日本の地では、たくさんのソメイヨシノが植えられました。現在では、日本を代表とする美しい桜並木の風景が数多くみられます。 また、咲いた途端にすぐに散ってしまうため、人々の心に儚さを残すことも、その人気を支えています。 ちなみに、日本の春の風物詩2019年2月現在、静岡屈指の桜花見の名所『駿府城公園』では、450本ものソメイヨシノが植えられています。 2.河津桜
河津桜/Sakura Kawazu Zakura

河津桜/Sakura Kawazu Zakura

日本で桜を花見して、もしピンク色の花びらを発見したら、それは河津桜(カワツサクラ)です。静岡県加茂郡河津で発見されことが河津の由来です。染井吉野(ソメイヨシノ)よりも開花が早く、2月上旬から3月上旬まで咲いているといわれています。また、開花期間が長く、なんと1ヶ月間咲き続けます。花びらが大きくピンクなので、ものすごくフォトジェニックなショットを比較的取りやすいでしょう。 静岡県加茂郡河津町では、毎年2月上旬より1ヶ月間『河津桜まつり』を開催しています。幻想的でとても綺麗な桜並木がみられ、外国人にもきっと人気のイベントとなるはずです。   3. 寒緋桜(カンピサクラ)
寒緋桜/Sakura Kanpi Zakura

寒緋桜/Sakura Kanpi Zakura
撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

緋色、つまりスカーレット色の花びらが美しい桜の品種です。満開になると、一層スカーレットの密度が増し、遠くからでも目を引くでしょう。河津桜と同じ時期に咲き始めるといわれています。 4. 大島桜 ソメイヨシノの花びらよりも、白いのが特徴です。また、開花中には少し赤みがかった葉を出します。意外に思われるかもしれ線が、実は、桜餅に疲れている葉っぱは、この大島桜のものです。優しい芳香が特徴的ですので、香りを楽しむのも忘れないように。 5. 山桜(ヤマザクラ) 日本に10種ある野生種の桜の中でも代表的な品種で、和歌にも数多く詠まれています。桜の仲間では寿命が長く、高さ30メートルを超える大木になることもしばしば。開花時期は3-4月頃であり、日本、台湾、韓国、北朝鮮に分布しています。 京都の吉野山は、桜が埋め尽くすように咲くことで有名ですが、「吉野の桜」の多くは山桜の品種にあたります。 6. 陽光桜(ヨウコウサクラ) 開花すると、花びらは大きく、ソメイヨシノよりもピンクの度合いが濃いのが特徴です。ソメイヨシノよりも、少し早く咲きます。綺麗な上に病気にも強いので、育てやすいとされています。ちなみとある教師が戦争で亡くなった教え子たちの魂を鎮めるために、陽光桜にまつわる詩が残されています。「もう二度と戦うまいと誓いたる 思いをこめた陽光桜」。 7. 寒桜
寒桜/Sakura Kanzakura 撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

寒桜/Sakura Kanzakura
撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

花は小さめで一重咲き、淡紅色です。桜の中では咲き始めが早い方です。 桜の中では咲く始めが早いほうで、3月上旬から咲き始めますが、暖地では、1月中旬から花が咲きだすので熱海桜とも呼ばれることも。寒緋桜と山桜の雑種と推定されています。 8. 大寒桜(オオカンザクラ)
大寒桜/Sakura Ookanzakura 撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

大寒桜/Sakura Ookanzakura
撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

ソメイヨシノより先に咲くことで喜ばれます。花は半開き状態で、下を向いて咲くバラ科サクラ属の落葉小高木です。 オオシマザクラ(大島桜)と カンヒザクラ(寒緋桜) の雑種で、埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種。安行の小清水亀之助によって広められました。安行の土地にちなんで、安行寒桜(アンギョウカンザクラ)のとも呼ばれます。 9.八重桜
八重桜/Sakura Yae Zakura 撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

八重桜/Sakura Yae Zakura
撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

葉をつけた状態で咲く桜です。通常の桜の花びらは5枚なのに対し、八重桜は何枚もの花びらを重ねてつけることが特徴です。4月中旬~5月上旬頃に、無数の花びらを散らせる姿は、春の終わりと夏の訪れを告げてくれます。「里桜」や「ぼたん桜」とも呼ばれます。 10.しだれ桜
しだれ桜/Sakura Shidare Zakura 撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

しだれ桜/Sakura Shidare Zakura
撮影:静岡編集舎/Shizuoka Editorial Production

枝が美しい曲線を描いて地に向かって垂れ、風が吹くとゆらゆらと美しい桜です。ソメイヨシノよりも1週間ほど早く咲き、その美しさから、帯の巻き方にしだれ桜むす帯というものもあり、古くから日本人に親しまれてきました。寿命が長く、日本三大桜の一つに数えられているベニシダレ桜は、樹齢1000年を超えている立派な老木となっています。糸を垂らしたような花姿をすることから、別名イトザクラとも呼ばれます。   静岡県の桜花見マップもご用意しております。 ぜひこちらもご覧ください!  
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